短歌五首  「とも子ちゃんの死」                  燈心TOPページへ

八重尾 葉子


これから少し変わりゆくらん
残されし母さんの吹くフルトは 見る母さんの寂しげなりき
沢山の花に埋もれしともちゃんを ともちゃんはもう天国の人 ともちゃんと呼べばニコッと笑いいいし 可憐な寝顔で休んでいたり ともちゃんは少し化粧をほどこされ よわい五十四少女のままで 手も足も口も不自由な友逝けり

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