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伝道フォーラム実施される

高野 時雄

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 1011日の祭日、日本ルーテル教団「全国伝道フォーラム」開催計画に添って、第二回新潟地区伝道フォーラムが、新潟のぞみルーテル教会を会場に実施されました。

 昨年は、新津ルーテル教会を会場に実施され、信徒による「奨励」の実態について考え学び、CS教師としてどのように関わって来たか、又関わって行けるだろうか、信徒による礼拝の持ち方、「奨励」の組み立て方、牧師不在(無牧)の対応などについて分かち合って来ました。

 今年は、新潟地区全体の現状と問題点を把握し、「教職者不足及び教会の自立」の実態を真正面からどう取り組んで行くか、信徒一人一人が真剣に考えるテーマとし、3つの課題をワークショップ形式の分科会において討論を重ねてきました。

 第一分科会は「12人の輪について」考え、イエス様の12弟子にならった、新しい伝道活動+小グループ活動+祈祷会加えた集会を各家庭を持ち回りで定期的に開く、主日礼拝が都合で守れない信徒やキリスト教が初めてという家族・友人の人達を気軽に誘い合うことが出来るのが特徴、そのような集会作りを目指すことを話し合いました。

第二分科会は「奉仕一歩踏み出す勇気と動機=vについて意見交換を行いました。教会のさまざまな活動にもっと主体的にかかわりたい。しかし、具体的にどうすればいいのか、自ら行う不安や怯えを感じる自分、その自分の弱さを引き受けて、それでも一歩踏み出すために改めて私たち側の動機付けについて話し合ってきました。

第三分科会は「さらによい奨励・証しを目指して」と題し、信徒が行う奨励、証しについてその基本的な部分を学んで来ました。良い奨励・証とは何でしょう?そのためにはどんな準備、条件が必要か、など普段はあまり深く考えてこなかったテーマに、自分たちに何が出来るだろうか、奨励、証しをお話しする組み立てをどのようにしたら良いだろうか、自分には話術がないから他人の前では話すことが出来ない、など。それぞれの分科会では真剣にかつ、中身の濃い話し合いがされました。

私は第三分科会に加えて頂き、奨励、証しについて共に考え学びました。確かに奨励は、何か切っ掛けがないとなかなか出来ない。無牧の教会は必要に迫られて行うが、牧会者が降ります教会はその機会が少ない。しかし証しは違う。証しをする機会は沢山あると言われます。皆さんは自分の事について他者に話したことがありませんか。特に辛いこと、悲しいこと、楽しいこと、嬉しいこと、自分が体験したことを素直に話しているでしょう。これはキリスト者でなくても、何方でも話されることです。

しかしキリスト者の話には、その出来事を通して神様が私たちにどう係わって下さっているか、悲しみの中に神様の慰めがあること、嬉しいことは神様の支配される国でも喜びが共にあること、神の福音(愛、恵み)は限りなく蒔かれ、その愛によって生かされていること、など証しする組み立て方は聖書のみ言葉を用いて組み立てていくと良いと言われます。今回の学びの中でも、ルカの福音書の「放蕩息子」の例え話をとらえて、その話のポイントは何か、放蕩息子の例えの中心である「見失ったものを見つけた喜び」を聖書の話の中より引き出して伝えていくのにはどのようにまとめていったら良いかなどなど、具体的なお話もされました。奨励はどちらかと言うと、私たちの教会で発行しております「真理」のように聖書講開的な内容であり、み言葉を通して神様が私たちに何を伝えているのかを知る福音の学びであります。

教職が不足しているから、教会の自立がなされていないから、12人の輪や奉仕、奨励、証しを行うのではないと思います。私たちキリスト者には「福音を宣べ伝える使命」が与えられていると思います。「時がよくても悪くても宣べ伝えなさい」と神は言われます。伝道フォーラムの閉会の挨拶で、士反先生は、ヨハネ福音書2章1〜12節のカナの婚礼のお話を致しました。水がめに入れた水がブドウ酒に変えられたお話です。私たちはこのカナの婚礼の奇跡をどのように受け止めておりますか。神の祝宴である教会に背を向けておりませんか。あまり意味のない水汲みはごめんだといっておりませんか。神は変えられたのですよ、私たちを変えて下さらないはずはないのです。神様が「水がめに水をいっぱい入れなさい」と言って下さっているのです。信じて素直に行動を起こすところに神の力(恵み)が注がれるのです。この度伝道フォーラムで学んだ、どんな小さなことでもいい、自ら行動を起こし立って行く大切さを抱いて日々信仰生活を送りたいと祈っています。

(文書の中で各分科会のテーマ及び説明は分科会のコーディネーターの方々の文章を引用させていただいております。)


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