小田さんの証し                            燈心TOPページへ


み言葉に生かされて

小田 京子

 


 人にしてもらいたいと思うことはなんでも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。

このみ言葉は私が教会に行き始めた頃に初めて心に刻みこまれた箇所でした。とも子にも、このみ言葉を読んで聞かせていました。とも子は何も行動はできませんが、人を思いやることはできました。最も弱い人間でしたが、人を愛する事はできました。とも子はどんな人にも笑顔で接し、嫌な顔をしたことはありませんでした。私とは良く喧嘩をしていましたが、今思えばそれも愛する故の喧嘩でした。

とも子が召されてからは未だに心が不安定ですが、時々、私はこのままで良いのかしら、何をどうしたらいいのかしら…と考え込むこともあります。今の私にできることは何かしら?

 いくら考えても何の能力も無い私に思いつく事はありませんが、ただ一つだけ、私はこの歳まで生きてきて、たくさんの苦しみ悲しみ、そして経験をしてきました。死にたいと思う事も何度かありました。でもそれに耐えてきました。それは、愛するとも子が居たからでした。

「自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい」とイエス様は言っておられます。これから私に出来ることは、苦しんでいる人の傍に居て、共に苦しみ慰め、また、私に出来ることで喜んで下さることがあれば、させていただきたいと思っています。

もう、そんなに長くない人生を悔いの無い生き方をしたいと思う今日このごろです。


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