丸山さんの証し:YUKOのオルガン放浪記 燈心TOPページへ
準備OK?
丸山 裕子
6月から8月25日まで、ルーサーセミナリーの夏の礼拝でオルガ二ストを勤めています。夏の間は小礼拝堂で月曜日から金曜日まで朝10時から30分間、礼拝がもたれています。この礼拝に集う人たちは、夏季クラスを受講しているセミナリーの学生、教会の青年会の方、ミネソタ州以外からの訪問者(牧師先生や、様々なキリスト教セミナーで来られている方)等、バラエティーに富んでいます。礼拝を司る方も、同様にさまざまな所からやってこられます。まだ面識の無い方と当日初めて会って礼拝の打ち合わせをするということもあります。
ルーサーセミナリーを卒業する前に、音楽科の方から夏の礼拝の奏楽担当のお話を頂き、「これは良い経験になるぞ」と一言返事で「やらせていただきます」と言った私ですが、はじめて一週間で、「これは大変な事を引き受けてしまった。」と思ってしまいました。
オルガ二ストの大まかなスケジュールは、一週間でこなせるようになっています。
日曜日の礼拝で弾くオルガン曲、聖歌隊の伴奏、賛美歌は一週間でお稽古の段取りをつけることができます。クリスマスやイースターなど大きなプログラムがあるときは数ヶ月前から段取りをつける事ができます。教会には教会暦というもの、教会のカレンダーがあり、音楽もそのカレンダーにそって用意されています。教会の暦はとても計画性に優れています。
さて、夏の礼拝に戻りますが、月曜日から金曜日まで、毎日オルガンを弾く。となると、それは正直、教会の暦で動いてきた私には別世界の話でした。毎日、前奏と後奏でオルガン曲を2曲弾いて、一週間で十曲の用意をしなければなりません。今まで蓄えてきた、オルガン曲のレパートリーも3週間も過ぎてしまえば底がつきます。正直申し上げて、7月の半ばからは自転車操業状態です。必死になって今日の2曲が終わってすぐに、明日の2曲を用意しなければならない状態です。一時は、これは私には荷が重すぎた。と辞めようと思ったのですが、ある日峠を越えたのか、毎日礼拝でオルガンを弾くことが苦にならなくなりました。その理由は、ぱっと賛美歌を見せられてオルガンを弾く事ができるようになった。(初見演奏)、賛美歌の曲をもとに自分で前奏や後奏を即興できるようになった。(即興演奏)これらができるようになって、気持ちに余裕ができました。そして毎日バラエティーに富んだ礼拝様式に柔軟にオルガ二ストとしてとけこめるようになりました。
キリスト者として。私たちの信仰や祈り、神様との対峙は日曜日だけでなく、本当は毎日、私たちが神様の道を歩む時にあるものなのだと、礼拝で毎日オルガンを弾いて実感させられました。「主にあって、いつも喜んでいなさい。」苦難の時も、喜びの時も、私たちは毎日、神様の道を歩き、そしてそれがキリスト者として、神様に用いられるための準備なのだと思います。
いかがでしょうか? 私たち 「準備OK」でしょうか?