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YUKOのオルガン修行録
〜年 中 無 休〜

丸山 裕子

 

 

アメリカの学校はすでに夏休みに入っています。9月の新学期までお休みになりますので、実質約2ヶ月半と言う、長いお休みです。私は、夏期クラスを履修していますので、夏休みと言っても、オルガンのお稽古とクラスに追われる毎日です。

一年中お休みの無い場所とは何処でしょうか? 第一に考えられるのが、緊急を要する際に対応する機関である、救急病院や、消防署等です。次に考えられるのは、ストップしてしまうと、社会に影響を及ぼす機関である鉄道、バス等の交通機関、電力、水道、ガス等の、供給施設があります。

私は、「年中無休」の看板が、一番似合う場所は、教会の玄関だと思っています。はじめて教会を訪れる方の中には、神様の愛を頂くのに、緊急を要している方がおられるかもしれません。御言葉を受ける心が、カラカラに乾いてしまって、砂漠の中で見つけた、清い泉に足を導かれるように、教会を訪れる方がおられるかもしれません。すでに教会に集う私達はどうでしょうか?キリスト者として、「臨時休業」の看板を立て、重く厚いシャッターをイエス様と自分の間におろしている時はないでしょうか?

正直なところ、私も「臨時休業」の看板をしばらくの間立て、教会からも、オルガンからも離れていた長い期間があります。イエス様は、そのような「臨時休業」の私を、重く厚いシャッターの向こうで、待っていて下さいました。そして、もう一度オルガニストとして最初の一歩から歩き出した私と一緒に、「年中無休」で歩いて下さっています。

「年中無休」とは、一年中、毎日24時間、教会の玄関を開けていなさい。と言う意味ではありません。牧師先生や、オルガニストは休暇をとってはいけない。と言う意味でもありません。キリスト者は、毎日、24時間聖書を読み、祈りを捧げなさい。と言う意味でもありません。「年中無休」とは、キリスト者として、今この瞬間も、イエス様と歩いていると言うことだと思います。いかなる時も、イエス様が側にいて下さり、そしてその事に感謝する事だと思います。

新発田ルーテルキリスト教会の玄関に、「燈心」を読まれている皆さんの集われる教会の玄関に、そして、キリスト者としてイエス様と共に歩む私達一人一人に、「年中無休」の看板は今日も高々と掲げられていますでしょうか?


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