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ルーテル教会ってなんですか

聖文舎刊:宗教改革とルターの生涯より

 ルーテル教会は、マルチン・ルターの宗教改革によって1517年にドイツで誕生した最初で最大のプロテスタント教会です。たちまちドイツから北欧諸国にも広まり、国民教会となりました。のちにアメリカにも渡り、さらにアジア、アフリカ、ラテン・アメリカに広まって、今日では全世界に存在しています。

マルチン・ルターの宗教改革

 マルチン・ルターの宗教改革について説明しますと、その改革は当時の十六世紀のローマ・カトリック教会が正しい福音信仰に立ち戻るべきことを、聖書に基づいて訴えたのでした。
 それは、神がイエス・キリストの十字架と復活によってのみ、私たち人間の罪を赦されること、イエス・キリストにおいて示された神の恵みに基づいてのみ、私たちは生かされていくこと強調した教えでありました。ここから、ルターの有名な言葉「聖書のみ、恵みのみ、信仰のみ」という、宗教改革の三大原理が生まれました。
 この原理に基づく信仰と改革への参加を当時の全教会に呼び掛け、賛同した信仰の者たちと、それらの教会において、教義、制度、慣習の必要な改革を徐々に実施していきました。信仰上も、さらには政治的にも、対立の時代がしばらくつづき、宗教改革に基づくルター派の教会が確立しました。

アメリカのルーテル教会

 日本ルーテル教団の宣教母体となった米国ルーテル教会ミズーリ・シノッドの歴史は、十九世紀初めのドイツ(プロイセン)でルター派と改革派が合同した時に、この合理主義的な立場からのプロテスタント合同に反対して領邦教会から離れた自由教会にさかのぼります。ルター派の信条集である一致信条書を固守することから、古ルター派、信仰告白的ルター派とも呼ばれます。その当時の信仰復興運動の影響を受けて、正統主義の信仰を堅持する保守的ルター派であります。
 これらの人々のうち、1838年にドイツのザクセンから米国ミズーリ州に移住した人々を中心に組織されたのが、米国ミズーリ・シノッドです。1923年よりルーテル・アワー放送による伝道を開始して全米的な教会に発展しました。今日では、260万人の信徒を有しています。

日本ルーテル教団の沿革

 本教団は、米国ルーテル教会ミズーリ・シノッドが1948年9月19日に東京チャペル・センターでウィリアム・ダンカー宣教師の就任式を行い、日本宣教開始を公式に宣言したことに始まります。
 本教団も1951年、民間ラジオ放送が始まると同時に、ルーテル・アワー放送を用いた伝道を展開しました。1968年に会衆主義制度の自治教会となって米国教会から独立し、1976年には自給を達成しました。国際的には「国際ルーテル教会協議会」に加盟して,保守的ルター派の信仰を共有する海外の諸教会との交わりを持っています。
 国内的には、1966年には日本福音ルーテル教会と「聖壇と講壇の交わり」を宣言して、信仰の一致に基づく交わりをもち、ルーテル学院大学において日本福音ルーテル教会と協力して神学教育を行うようになりました。また、1999年にはルーテル世界連盟に準会員として加盟して、全世界のルーテル教会と広く交流を持っています。
 現在、本教団は34の教会と35名の牧師と3000名強の信徒を有します。また、個々の教会は付属施設として幼稚園、保育園による幼児教育を行うとともに、アメリカ・カナダのルーテル教会からの青年ヴォランティアを教師とする英会話教室も、長い歴史をもっています。その他、教団傘下の教育施設として、埼玉県さいたま市に浦和ルーテル学院小・中・高等学校、埼玉県飯能市に聖望学園中・高等学校を経営しています。

教 義

 旧新約聖書が信仰と行為の唯一明確なる規範たることを主張し、信条として使徒信条、ニケア信条、アタナシオ信条、アウグスブルク信仰告白、同弁証論、大・小教理問答、シェマルカルド信条、和協信条を採用します。
 ルーテル教会は信仰の本質において一致すれば、その他の礼拝形式や教会制度・組織の一致を必ずしも求めませんが、礼拝における信仰生活の育成と、そこにおける神のみ言葉の重要性を強調するために一定の礼拝式を共用します。
 また、信仰教育を重んじ、特に小教理問答を通して信仰と生活の訓練を図ることを伝統的に受け継いでいます。
 旧新約聖書を神の霊感によって書かれた神のみことばであると信じます。また、聖書はキリスト者の信仰と行いの唯一完全なる規範であって,すべての教義と教えの基準であると信じます。使徒信条、ニケア信条およびアタナシオ信条が旧新約聖書の教えと一致するものであることを認めます。改訂されないアウグスブルグ信仰告白および弁証論、ルターの大・小教理問答、シュマルカルド信条、和協信条が神のみことばに基づき、福音的ルーテル教会の信条および教義を正しく表明するものであることを認めます。

以上は日本ルーテルキリスト教団のホームページより引用させていただきました。→http://www.jlc.or.jp/NRK.html